プロジェクトを立ち上げた背景

毛呂山町では、スマートシティプロジェクトとして新事業を活用した
事業展開で、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。
近年、毛呂山町では少子高齢化による人口減少が進んでおり、交通機関も
充実していないのが現状です。
このままだと、高齢の方の交通手段が無く、人口減少が加速してしまう
可能性があります。
そこでスマートシティプロジェクトのひとつとして自動運転バスの計画が
ありました。
弊社では、人工知能を活用した清掃用ロボットを運用していることもあり
その技術を活用し、町のために貢献できるのではないかと考え、
自動運転バス実装のプロジェクトに参加しました。
しかし、町の政策として始まった自動運転バス事業でしたが、当初の計画が
変更され町から自動運転バス事業への理解や協力が得られなくなって
しまいました。
そのため、クラウドファンディングで皆様からのご支援が
必要となりました。

自動運転バスの概要

そもそも自動運転バスって?
あまり普及されていない自動運転バスに「どういう仕組みで動いているの?」「本当に安全なの?」と疑問を抱くのも当然です。
そんな疑問を解消していただく為に、自動運転バスについて説明していきたいと思います。

【概要】

車名:日野ポンチョ
自動運転レベル:レベル3相当で走行
定員:34名(座席11、立席22、乗務員1)
走行ルート:武州長瀬駅~埼玉医科大学国際医療センター(直行便)

【自動運転バスが動く仕組み】

簡単にいうと、自動運転バスはGPSによって動いています。
まず3か所の人口衛星によって自動運転バスの位置を把握しています。
道路には1m~2m毎に座標がふられてろり、その座標にはひとつひとつにIDがふられています。
電車でいうレールのようにその座標に沿うように走る仕組みになっています。
また乗り心地や安全性を配慮し、上り坂でのアクセル制御、下り坂でのブレーキ制御、右左折時のステアリング制御のチューニングを行い
周囲の通行車両などへの配慮を心掛け、ウインカーのタイミングを調整しました。

自動運転バスの安全性

前後左右にセンサーがついており、障害物や急な人の飛び出しに反応してブレーキが作動する仕組みになっています。
また、自動運転バスとはいえ、運転手が在席しているのでご安心ください!大型二種免許を持つバス運転手は、「マニュアル研修」「システム・車両保
持研修」「システム運用研修」を研修済です。
マニュアル研修では、バス運転手が最先端技術に触れる事は珍しくマニュアルの理解に苦労しました。
しかし、当人の努力や自動運転バスへの興味、関心が強くマニュアル研修の習熟度も向上しています
 
 (マニュアル研修の様子)   (マニュアル研修の様子) 
     
システム・車両保持研修では、センサーに汚れやキズがないか、自動ステアリングシステムに異音がないかなど、
自動運転システムに関わる機器の安全確認研修を行いました。
また、通常のバス同様、エンジンやホールボトルの緩みの確認、燃料やアドブルーの補給、自動運転システムを避けながら洗車の方法の
研修を行いました。
 
 (システム・車両保守研修の様子)    (洗車をしている様子)
     
システム運用研修では、自動運転システムの起動、自動運転の開始、ステアリングやブレーキ等のオーバーライド、自動運転再開、自動運転終了
自動運転システムシャットダウン等の一連の運用研修を行いました。
その他に、システムエラーや発生時の対応法、時間帯や天候によってのシステム稼働(センサーなど)の癖を研修しました。
(明るい時間帯でのシステム運用研修の様子)     (暗い時間帯でのシステム運用研修の様子)
     
  
(悪天候時のシステム運用研修の様子)  
 
システム運用研修では、自動運転システムの起動、自動運転の開始、ステアリングやブレーキ等のオーバーライド、自動運転再開、自動運転終了
自動運転システムシャットダウン等の一連の運用研修を行いました。
その他に、システムエラー発生時の対処法、時間帯や天候によってのシステム稼働(センサーなど)の癖を研修しました。
 (昼間走行の様子)   (夜間走行の様子) 

これまでの活動

これまでの活動として、運転手の研修の他に、3ヶ月に渡り13回の公道実証実験と5回の試乗会を行ってきました。
公道実証実験の内容としては、作成した仮ダイヤに沿って走行し、不具合修正をしていくというものです。
また、公道実証事件での走行距離は2156.7Km(北海道最北端から鹿児島件最南端までの日本横断距離とほぼ同じ距離)
走行時間は149.75時間でしたが、無事故で終わる事ができました。
 
試乗会は、新型コロナウィルス対策として小規模、少人数での開催となりました。
第一回 2020年11月18日 14時~14時45分頃 参加者4名
第二回 2020年12月8日  10時~10時50分頃 参加者4名
第三回 2020年12月23日 10時~10時40分頃 参加者7名
第四回 2020年12月23日 14時~14時50分頃 参加者5名
第五回 2021年1月29日 14時30分~15時20分頃 参加者2名
 

最後に

自動運転バスを走らせ、多くの方々の暮らしをサポートする。
それを実現させるためには皆様のご協力が必要です。
まだ認知度が低い乗り物ではありますが、このプロジェクトが成功したら、自動運転バスが身近な乗り物になる第一歩になります。
どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。